聖心女子大学国際交流学科
2024年秋学期
最近行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ氏が当選した。これは自分にとってもかなり衝撃的な結果であったが、彼が大統領に返り咲いたことで、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのかが気になった。
南アを去る直前に知り、あまりのショックだったので、先週講義では触れませんでした
最初は民主主義の限界ではなく、アメリカの選挙人制度が駄目なんだと思っていました
しかし、得票数でも圧倒したと知り、民主主義の優位←有権者の判断がある程度理知的という前提、を思い起こしました
最近行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ氏が当選した。これは自分にとってもかなり衝撃的な結果であったが、彼が大統領に返り咲いたことで、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのかが気になった。
トランプの政策=予測可能性が低い、という特徴があります
注意:
最近行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ氏が当選した。これは自分にとってもかなり衝撃的な結果であったが、彼が大統領に返り咲いたことで、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのかが気になった。
関税率↑ ⇒ 物価↑ ⇒ 消費↓ ⇒ 景気↓
関税率↑ ⇒ 外国から直接投資↑ ⇒ 時間が経って景気↑ ⇒ FRBは金利↑
米国金利↑ ⇒ 円↓
最近行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ氏が当選した。これは自分にとってもかなり衝撃的な結果であったが、彼が大統領に返り咲いたことで、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのかが気になった。
ロシアや中国の対外威嚇を容認 ⇒ 各国の防衛費↑ ⇒ 一時的に防衛産業を契機とした景気↑? ⇒ 長期的な生産性上昇率↓ ⇒ 経済成長率↓
日本の防衛費↑ ⇒ 財政赤字↑ ⇒ 金利↑ ⇒ 景気↓
日本のカントリー・リスク↑ ⇒ 金利↑ ⇒ 景気↓
最近行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ氏が当選した。これは自分にとってもかなり衝撃的な結果であったが、彼が大統領に返り咲いたことで、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのかが気になった。
どう対応すべきか
最近行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ氏が当選した。これは自分にとってもかなり衝撃的な結果であったが、彼が大統領に返り咲いたことで、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのかが気になった。
どう対応すべきか
日本の防衛費1.6倍増はバイデン政権期に岸田政権が決定←さらに増えるか
最近行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ氏が当選した。これは自分にとってもかなり衝撃的な結果であったが、彼が大統領に返り咲いたことで、日本経済や世界経済にどのような影響を及ぼすのかが気になった。
岸田前首相の防衛費増額について国会で野党が内訳を質問したところ以下の回答
木原防衛相は「積み上げられた事業は数万件に上り、それらをまとめたエクセルファイルを確認している」と明言。いまだに詳しい内訳を示せないのは「ひとつの事業でも複数の項目にまたがるケースがあり、職員が整理している最中のためだ」と、今年5月の国会で答えている。
数万件のデータはMSエクセルではなくデータベース・プログラムで管理した方が効率的
data.tableパッケージはDb言語(SQL)をヒントに開発されましたdata.tableの特徴: 記述法syntaxの簡便さ、計算の速さ、低メモリ使用103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
103万円の壁はたいしたことはない
課税所得が194万円までは所得税率=5%← 194+103=297万円まで5%
それなのに、税収減が大きすぎるので、財政政策として割に合わない(愚策)
理由: 減税対象者が低所得者に限定されないため
103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
基礎控除48万円+給与所得控除55万円=103万円
103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
配偶者特別控除の壁もたいしたことはない
103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
影響が大きいのは社会保険による106万円の壁
103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
短期
可処分所得↑
財政赤字↑ ⇒ 金利↑ ⇒ 景気↓
長期
労働供給↑ ⇒ 賃金↓、生産↑ ⇒ 景気↑ ⇒ 財政赤字増加分↓ (税収7-8兆円↑はあり得ないので財政赤字は残る)
103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
財政赤字は将来世代に支払ってもらう負債です
どの政党の公約や選挙後の主張でも、政府の信用が低下して買い手が控え(国債価格が急落、円が暴落し)ないかぎり、赤字手形を刷るだけで、工面しようと考えていません
これこそが家計が消費を増やせない根源の原因と指摘する人も多くいますが、指摘自体にあまり効果はないようです
103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
各種壁の正攻法
控除をなくす=崖の手前をならして低くする
基礎控除の理念を守るために、低所得者には補助金を支給
社会保険の壁: 第3号資格者(配偶者被扶養者20-59歳、学生含む、年収130万円未満、週20時間以上51人以上企業なら106万円未満、学生除外)を撤廃、全員が社会保険料を支払う
103万円の壁が引き上げられたとして、国家に生じる損失はどのように工面していくのだろうか。そしてその損失によって及ばされる生活への影響はあるのだろうか。
政府の対策
アイサイト搭載車の所の話で、搭載していない車と搭載している車の比較で、アイサイトの効果を示した記事が適切ではないと話されていましたが、効果がある・ないを比べるのは凄くむずしいのだと感じました。検証したいこと以外の要素を全く同じ条件下にするというのは不可能なのではないかと授業を聞いていて最近感じています。排除しないといけない要素が多すぎて把握しきれないと思ったからです。
全くその通りです。効果計測のチャンスを意図的に探さなければ、ほぼ不可能です。
効果計測方法の原則は単純: RCT(=介入・政策の割り当てをランダム化)
しかし、人間が意図的に実施しなければRCTは存在しません
アイサイト搭載車の所の話で、搭載していない車と搭載している車の比較で、アイサイトの効果を示した記事が適切ではないと話されていましたが、効果がある・ないを比べるのは凄くむずしいのだと感じました。検証したいこと以外の要素を全く同じ条件下にするというのは不可能なのではないかと授業を聞いていて最近感じています。排除しないといけない要素が多すぎて把握しきれないと思ったからです。
そこで、あたかもRCTのような割り当てが発生している状況&データを探すのです
どうやって探すか
どうやって探すか、placebo testの内容←研究者の技量
アムステルダムの飢餓の冬の自然実験の話を聞いた感想で、これまで扱われた自然実験の話もそうだが、世の中には色々な出来事があってその出来事で実験している人もいるということが面白いと思った。
ひどいと思われることが多いので、面白いと思って頂いて有り難いです
悲劇的な出来事=倫理的に許されない実験、ということが多いので、エコノミストが嗅ぎ回ります
トレンドが確実か確認するためのデータが、穀物反収であれば支援前の二期分あれば良いというのが思ったよりも少なくて意外だった。
最も単純な例を示したので、誤解を招いたようです
2期あれば最低限のことができる、という意図でしたmeant: can do the minimum due diligence with 2 pre-periods
介入前のデータ期間を遡る(期間数を伸ばす)とif we can extend the pre-periods
長所advantage
共通トレンド検定の検出力statistical powerが高まるstatistical power of null hypothesis (of no common trend) testing increases
トレンドが確実か確認するためのデータが、穀物反収であれば支援前の二期分あれば良いというのが思ったよりも少なくて意外だった。
短所disadvantages
トレンドが確実か確認するためのデータが、穀物反収であれば支援前の二期分あれば良いというのが思ったよりも少なくて意外だった。
短所
トレンドが確実か確認するためのデータが、穀物反収であれば支援前の二期分あれば良いというのが思ったよりも少なくて意外だった。
解決法
DID推計値を利するようなプリトレンドがあるときwhen there is a pre-trend that makes null hypothesis (of zero DID estimate) more difficult to reject
Rambachan and Roth (2023) はプリトレンドをそのまま伸ばし、どのくらい大きな推計値でないと介入効果といえないか=プリトレンド(肥料支援前の治療群の反収増トレンド\(-\)統御群の反収増トレンド)を差し引いたDID推計・統計学的推論の方法、を示しましていますthey extrapolate the pre-trend to the post-periods and show how large DID estimates need to be by subtracting the pre-trend, and show how to do statistical inference conditional of pre-trend